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February 28, 2005

全てを終えて。

妊娠発覚から流産まで約1ヶ月。
期待と不安でいったりきたりの1ヶ月でした。
妊娠から出産まではさまざまの困難があることを実感。
あたしは最初の一歩で躓いてしまったけど。
10人に1人が流産してしまうということ。
初期の流産は胎児側に問題があることが多いということ。
(あたしとしては誰のせいでもないととらえていますが・・・。)
だめだとわかったら早く流産の手術をしたほうが次の妊娠につながりやすいということ。
あまり育っていないとわかった時からたくさんたくさん悩みました。
薬を飲んでいたから?
魚ばっかり食べてたから?
夜早く寝なかったから?
あたしが健康じゃないから?
などなど小さなことまでぐちぐちと悩みました。
おなかの中は見えないので不安が不安をよんでどんどん暗いほうへ。
錯乱状態のあたしを落ち着いて慰めてくれるだんな様のおかげでなんとかのりきることができました。
不安にかられて泣きじゃくるあたしを見守りつづけてくれただんな様に感謝します。
こんなに苦しいのならもう赤ちゃんはいらないと思ったときもありました。
でももし神様があたしたちにもう一度チャンスをくれるのであれば・・・。
不安がないとは言いません。
でも許されるのであればもう一度・・・。

投稿者 ittsun : 03:44 PM | トラックバック

February 25, 2005

流産。

昨日の午後から出血の量が増加。
朝になっても出血は止まらない。
このまま手術予定日の3月1日まで出血しつづけたらどうなってしまうかわからないと不安になる。
手術の日の朝は絶食・絶飲とのことだったので飲まず食わずで耐えて病院に電話。
入院の準備をしてくるように言われる。
午前10時病院に到着。
天気が悪いせいか待っている人は1人。
すぐに診察してもらえた。
診察台に乗って先生がちょいちょいと診察してくれて今日は朝から何も食べてないことを告げるとすぐに手術してくれることになった。
なんだか覚悟していたとはいえあんまり実感がわかない。
手術室の準備ができて看護婦さんに見守られながら服を脱ぐ。
なんだか不思議。
出血したナプキンがついたままのおパンツも看護婦さんが受け取ってくれる。
恥ずかしすぎる。
上はパジャマ下はすっぽんぽん。
なんだかわかんないけど注射される。
緊張のあまり何の注射か聞けなかった。
手術台に上がる。
形状としては診察台とほぼ一緒。なるほど。
足には布のカバーをしてくれる。
変な感じ。
心電図をとられ、先生が脈を確認。
「不整脈ですね。」と言われる。
はじめてのことで驚く。
大丈夫かあたし?
今度は全身麻酔。
「もうすぐわからなくなりますからね。」
といわれるが『もうすぐってどれくらいだろう』とアホな考えが頭に浮かぶ。
ちらりと時計を見ると10時50分。
死刑執行の気分。
何度目かの瞬きで意識が遠のく。
グルグルふわふわ。

麻酔で無意識で制御がきかないため弱音を吐きまくる。
「痛いよーーー。おかあさーーーん。いっつん痛いのいやだよーーー。」
『いかん。いかん。』
「○○さーーーん。○○さーーーん。助けてーーーー。」(○○はだんな様の名前。)
『いかん。いかん。』
を繰り返す。

ふと目が覚める。
ここはどこ?
どうやら病室だ。
12時30分。
そうか全てが終わったんだ。
あたしのおなかは空っぽになちゃったんだ。
おパンツもパジャマのズボンもちゃんとはかせてくれてあった。
あたりまえだけど自分でしてないから不思議。
とりあえずナースコールで看護婦さんを呼ぶ。
おなかが痛くてたまらないのでいつまで続くのかきく。
子宮が縮もうとしているための痛みでしばらく続くとのこと。
恥ずかしかったけど「あたしけっこうさわぎましたよね?」ときいてみた。
「おかあさんを呼んでましたよ。」と言われる。
恥ずかしい!!
さっきのは現実だったのね。
無意識とはいえいけてないよあたし。
とりあえずだんな様に終了の報告の電話。
その後看護婦さんがおかゆとお味噌汁の食事を持ってきてくれた。
あんまり食欲はなかったのだけれども食べてみるとおかゆがしみじみ美味しかった。
感謝して食べた。
会計を終えると3時だった。
電車に乗って帰った。
8週3日目。
あたしたちのはじめての赤ちゃんはお星様になっちゃいました。

投稿者 ittsun : 06:41 PM | トラックバック

February 24, 2005

3度目の診察。

ちょっとづづだった出血が昨日から量が増えてサラサラで新鮮な感じの血液に変わり不安が増す。
『もうだめかもしれない。』と思うようになった。
前回の診察より9日目だけど診察に行った。
前回より3ミリしか大きくなっていない。
先生が角度を変えて一生懸命赤ちゃんの影を探すが見えない。
あきらめるしかないようだ。
先生も「早くあきらめて次の妊娠に備えたほうが体のためにも良い。」と言ってくれる。
流産を決意。
とってもとっても残念。
手術は3月1日と決めて書類をもらって帰宅。
体中の力が抜けた感じ。

投稿者 ittsun : 02:30 PM | トラックバック

February 15, 2005

2度目の診察。

前回の診察から2週間が経過。
ちゃんと成長しているか超不安。
祈るような気持ちで診察台に乗る。
先生の「う~ん。」と微妙な声に不安になる。
「ちょっと小さいわねぇ。」と呟く先生。
計算上は7週目なのにまだ4週目の大きさとのこと。
とにかく10日後にもう一度診ましょうとの話。
その後先生がいろいろ話をしてくれたけど『もうだめだぁ』の気持ちで頭がいっぱいになりすぎて貧血で倒れてしまった。
絶望のまま帰宅。
長い長い10日間の始まり。

投稿者 ittsun : 02:24 PM | トラックバック

February 12, 2005

座椅子。

座椅子買いました。
食べた後すぐ横になると吐きやすくなるということなのですが食べた後苦しくなるのでついつい横になりたくなっちゃいます。
そこで座椅子があればゆったり寄りかかれていいかもと思って買うことを決めました。
ちょっとフンパツして低反発のスポンジを使用している座椅子を買いました。
なかなかいいです。
いまのところ。

投稿者 ittsun : 11:33 AM | トラックバック

February 10, 2005

松たか子。

今日は松たか子の舞台を見に行く。
『コーカサスの白墨の輪』。
楽しみです。
ミュージカルではなくて音楽劇とのことですがどんな舞台なんでしょう。
最後の観劇になってしまうかもしれないのでたっぷり楽しんでこなくっちゃ。

投稿者 ittsun : 09:41 AM | トラックバック

February 09, 2005

間違ってます。

買い物に行った。
安くなっていたので洗濯粉を買った。
レジを通した時通常の値段だった。
おかしいなぁ?と思ったけどあたしの勘違いかも・・・と思った。
レジはかなりの行列だったのでとりあえずレジを通過。
レシートを確認すると通常の値段。
買ったものを袋に詰めてからもう一度確認に行った。
陳列棚の表示はやっぱり安くなっている。
サービスカウンターで間違いを確認してもらう。
確認しに行った店員さんはなかなか帰ってこない。
やっと帰ってきたら買った商品を見せてくれと言う。
袋の奥から発掘。
それを持ってまた消えてしまった。
帰ってきてやっと返金してもらった。
店員さんはなんとなく謝罪の言葉を口にした。
お金返ってきたからいいけどさ。
でも初めてじゃないのこのスーパー。
実は3回目。
陳列棚の表示とレジの設定の相違。
まだまだアナログなのね。
これからもしっかりレシートチェックさせていただきます。

投稿者 ittsun : 06:06 PM | トラックバック

February 08, 2005

おなら。

おならがたくさん出る。
でも妊娠したらおならが出るなんて聞いたこと無いよね。
でもあたしなりにこれはつわりの一種だと思っている。
とおってもすごいおならなのだ。
「ぶぶぅーーーー、ぶぶぅーーーー、ぶぶぅーーー。」
てな感じの三連発も楽勝なくらい。
この世のものとは思えないくらいすごいおならなのです。
でもにおいは無いんです。
不思議なくらい。
1人の時はいいけどだんな様がいるとちょっと困る。
しょうがないので「おならでまーーーす。」と宣言してからする。
そして力いっぱいおならする。
申し訳ございません。
自分でもどうしてこんなにおならが出るのかさっぱりわかりません。

投稿者 ittsun : 02:20 PM | コメント (2) | トラックバック

February 06, 2005

外食しました。

昨日の夕食は外食しました。
気持ち悪くて食欲無くてちょっとしか食べれなくて最初はコンビニのおにぎりですまそうかと思っていたのですが・・・。
お昼に『メレンゲの気持ち』で石ちゃんが焼きはまぐりのお店を紹介してたんです。
思わずよだれ全開で画面に釘付け状態。
焼きはまぐりをワンコそば方式で食べさせてくれるお店でした。
うぉーーーーー!
食いしん坊の血が騒ぎまくり。
しかもお店は今日お出かけする表参道の隣の青山一丁目。
いや~~~ん。
近いじゃん。
気持ち悪さも忘れて興奮して検索しちゃいましたよ。
焼きはまぐり以外のメニューも確認したらますます行きたくなった。
とにかく食べれるだけ食べて気持ち悪くなった時はしょうがないと思うことにして行くことにしちゃいました。
あたしって本当に食いしん坊ね。
お店の名前は『焼きはまぐり 青山八番』。
名前だけでもクラクラしちゃう。
炭火で焼いた焼きはまぐりにだしをさぁーーーっとかけたのが出てくるんです。
ワンコ焼きはまぐりです。
うまぁーーーい。
海の恵ですよぉーーーーー。
てなかんじでかなり興奮。
目の前で焼いてくれていたので余計テンション上がったかも。
「もうやめる。」と言った後も思わず食べてしまいました。
恐るべしワンコ焼きはまぐり。
焼きはまぐり以外に手づくりのお豆腐とお刺身の盛り合わせもいただきました。
これもとっても美味しかったです。
「きてよかったぁ。」を連発しちゃいました。
次は絶対絶好調の時に行きたいです。
そして思う存分食べまくりたい。

投稿者 ittsun : 11:31 AM | トラックバック

ライブばんざい。

昨夜のライブはとっても楽しかったです。
『TAKE6』を知ってからいつかライブで聴きたいとずっと思っていたから。
かっこよかったです。
やっぱライブ最高!
エネルギーが違うよね。
絶対これからもライブに行っちゃうぞ。

投稿者 ittsun : 11:22 AM | トラックバック

February 05, 2005

おでかけ。

今日は久しぶりに電車に乗っておでかけ。
デートですよ。デート。
ブルーノートに行くんです。
『TAKE6』のライブですよーーー。
ずっと前から楽しみにしてたおでかけ。
お食事も楽しみにしてたのにほとんど食べれない今ちょっとブルー。
なんとかケーキとお茶は楽しめるといいなぁ・・・。
何はともあれ楽しんできたいと思います。

投稿者 ittsun : 10:32 AM | トラックバック

February 04, 2005

ひとり。

結婚以来初めて1人の夜です。
今夜は本当に1人なんです。
だんな様が会社の組合の集まりでお泊りです。
寂しいね。
夜になってもだんな様は帰ってこない。
お布団も1人分。
寂しいね。

投稿者 ittsun : 08:11 PM | トラックバック

かけ声。

立ち上がるとき「どっこいしょ。」とか「よいしょ。」とかかけ声をかけてしまう。
いかんいかんと思いながらもやめられない。
完全に癖になっています。
良く考えるとかっこ悪いです。
というわけで「どっこいしょ禁止令」。

投稿者 ittsun : 06:41 PM | トラックバック

February 03, 2005

つわり。

微妙につわり始まりました。
終始胸焼け状態でムカムカしています。
食事の量が減りました。
一定量以上は胃が受け付けてくれません。
慎重に少なめに食べても食べ過ぎた分はもどしてしまいます。
食べ過ぎた分をもどすと胃が楽になって吐き気は止まります。
でもムカムカしてます。
食欲なくなりました。
食べ物に対する妄想しなくなりました。

投稿者 ittsun : 06:50 PM | トラックバック

February 02, 2005

卒業。

今日は精神科の受診日だった。
先生に「妊娠しました。」と伝えると「おめでとう。」と言ってくれました。
以前に「今は妊娠しないほうがいいんじゃないの・・・。」みたいなことも言われていたのでちょっと勇気がいったけど先生が「よかったねぇ。」とも言ってくれたのでなんだかホッとしました。
これから精神科の受診をどうするかという話もしました。
昨日産婦人科の先生から「いったん精神科の受診はやめて必要なら産婦人科から精神の安定する薬を出す方向でやってみてはどうか。」という話があったのでそのまま伝えた。
「そうねぇ。またつらくなったら話にいらっしゃい。次は赤ちゃんと一緒だといいね。」と言ってくれました。
なので薬も精神科もとりあえず卒業です。
でも無理しないでやっていきます。
疲れたら休むのだ。

投稿者 ittsun : 04:31 PM | トラックバック

February 01, 2005

産婦人科にて。

産婦人科へは電車使えば駅まで歩いて15分プラス電車で10分。
でもカロリー消費のため歩いて50分。
一番乗りで到着。
受付をすませたら先ずは採尿。
いまさら陰性なんて困る。
思わず自分の尿に手を合わせる。
先生と問診。
最終生理の確認とかする。
今日あたしは5週目0日目。
予定日は10月5日。
実感ないよーーー。
診察台へ。
かなりドキドキする。
リラックスを心がける。
先生の触診・内診。
再び先生とお話。
「おめでとうございます。」と言って下さいました。
超嬉しかった。
一番気になるのは赤ちゃんはちゃんと子宮にいたかどうか。
が・・・。それはわからなかった。
「さがしたけど・・・。」と先生。
「子宮外妊娠とかだったらどうしようと思ってとっても気になってきちゃったんです・・・。」とあたし。
「ちょっと気が早すぎるわ。2週間後ならわかると思いますよ。大丈夫よ。」と先生。
がっくりとうなだれちゃった。
期待の母子手帳も次回の結果を見てからと言われる。
精神科に通っていることを伝える。
「あんまり心配しすぎないことよ。あなたは本とか読んじゃダメよ。病気のことばっかっり書いてあるんだから。案ずるより産むがやすしって言うでしょ。あなたらしく産めばいいのよ。心配することなんか無いのよ。」と先生。
先生がマリア様に見えました。本当に。
ていうか「この先生選んでよかったーーー。」と思いました。
最後に体重を測るように言われました。
「あたしちょっと太ってしまっているんですけど・・・。」と言ったら
「じゃあしばらく太っちゃダメよ。」としっかり釘をさされてしまいました。
おそるおそる体重計へ。
服着てて48.8でした。
予想通りとはいえ軽く凹んだ。
会計を済ませて帰る。
当然歩いて帰りましたとも。
帰り道本当に妊娠しているんだなとしみじみ思ったら少し泣けた。

投稿者 ittsun : 01:07 PM | コメント (5) | トラックバック

産婦人科へ行こう。

妊娠しているとわかったらいてもたってもいられなくなった。
正常妊娠じゃなかったらどうしようと心配ばかりが全開。
そして早く見たい。
実感したい。
産婦人科へ行くために久しぶりのスカートを履く。
がーーーーん。
最初に出してきたあたしが唯一持っているフレアースカートはウエストが・・・。
きつすぎるよ。息できませんって。
履く時におしりのひっかかりも気になりましたけどウエストが・・・。
がーーーーん。
あたしが持っているスカートは全部今よりやせていた時に買ったものだ。
冷や汗が出る。
最悪パンツで行くしかないかも・・・。
なんとしても朝一番で産婦人科へ駆け込みたい。
そうだ。ウエストにゴムがちょっと入っているのあった気がする・・・。
フレアーじゃなくてマーメードラインだけどとりあえず入れば御の字よ。
息を詰めて履いてみる。
ふう。入ったよ。なんとかきつくない。
このスカート前はクルクル回っちゃってたのにねぇ・・・。
感傷に浸っている場合じゃなかった。
チーズをのせたトーストをもぐもぐ食べて身支度整えてイザ出発。
やれやれ。

投稿者 ittsun : 11:53 AM | トラックバック

妊娠してるみたい。

朝、再び妊娠検査薬を手にトイレへ。
緊張しました。
ついに結果の窓に陽性の印が!
心臓ばくばく。
本当に妊娠してるーーーってことだよね。
だんな様をゆすり起こしてしまいました。
「ねぇねぇ出たよ出たよ!見てよ見てよーーー!」
寝ぼけ眼のだんな様が
「ほんとだねー。」と言ってくれる。
感動しました。
思わず写真撮りました。
ちょっと記念にはならなさそうだけど・・・。

投稿者 ittsun : 11:43 AM | コメント (2) | トラックバック

妊娠について書きます。

妊娠を望んで避妊することをやめて2年半が経ちました。
あたしにとってあたしたちにとってとても長い2年半でした。
基礎体温表に記入された「エッチしました」の○印の数の多さには今見てもため息が出てしまいます。
たくさんたくさんしたんです。
排卵日と思われる日にもそうでない日にも。
でも妊娠することはありませんでした。
生理が来るたびに落ち込みました。
生理が来たってことは「次の妊娠の準備を始めたってことなんだ」思うようにしてきました。
でも生理が不順なこともあって「妊娠は無理かもしれない」と心の中で思ったりもしました。
「赤ちゃんほしいね。」と言ってくれるだんな様の言葉に励まされてがんばってきました。
去年の夏にあたしは婦人科に行って妊娠できるかどうか聞きに行きました。
先生の答えは「大丈夫ですよ。ちゃんと高温期と低温期があるから。がんばりましょう。急ぐなら排卵誘発剤を使うのはどうですか。」というものだった。
あたしには一応問題が無いことがわかりました。
だんな様は泌尿器科へ行きました。
精子の数を確認するために・・・。
結果は「妊娠するのには足りる」ということだった。
2人に問題が無いことがはっきりしました。
ほっとひとあんしんしました。
でもそれからも妊娠することはありませんでした。
そして新しい年を迎えました。
実は「今年一年がんばってダメだったら避妊しよう」とあたしはひとり心の中で新年に思っていました。
でも神様があたしたちに赤ちゃんを授けてくれました。
妊娠したのです。
なので妊娠について書きます。書いていきます。

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ついに。

鬱の薬をやめたせいなのか興奮しすぎているせいなのか一睡もできなかった。
きっと両方だ。
頭も痛い。
もう寝るのはあきらめました。
今朝はとても寒いです。

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